たった一つの成績アップ法

たった一つの成績アップ法

成績を上げるのは、優秀な先生や優れた教材なんかじゃない!!

仮に、成績が急に上昇した友達がいたとします。すると、たいていその友達はこう聞きます。

 

「ねえ、何やったの?」 

「ねえ、どこの塾に通っているの?」

 

その友達の努力や学習時間などは聞きもせず、その「手段」だけを問います。

 

「私が通っている塾は〇〇」

「私は今回△△というテキストを使ったよ」

 

すると、それを真似して塾を変えてみたり、書店でその本を購入してみたり。成績低迷の負の連鎖が始まります。あ、もう核心を突いちゃいました(笑)

 

たとえばその成績が上がった生徒の通っている塾、使用しているテキスト、そのおかげでだけでその生徒の成績が上がったとするならば、その塾にはたくさんの生徒が押し寄せ、まわりの塾はすべて淘汰されるでしょう。しかし、その塾からも転塾していく生徒はいるはずです。まわりの塾も決してなくなりません。

 

なぜでしょう。

 

それは、成績を上げるための飛び道具なんて、どこにもないからなのです。絶対に。

 

では、何をやればいいのか?

たとえば数学。

もし、なかなか数学の成績が上がらないとき、皆さんはどう考え、どう行動しますか?

ほとんどの皆さんは演習量が足りないからだ、応用問題が解けないからだと考え、応用問題のたくさん含まれた問題集を買ってきたり、それこそ友達から聞いたテキストを買ってきたり。中には数学だけで5冊ぐらい問題集を持っている生徒がいますね。私に言わせれば、数学のテキストなんて塾で配られているテキスト1冊で十分。あとは学校で配られている問題集を徹底的にやれば大丈夫です。

 

今の私の話を聞いて、「そんなんで成績が上がるわけないじゃん!」と思った方は8割でしょう。でも、残り2割の方は「その通り!」と思っていただいたはず。そしてその2割の方が数学の成績優秀者です。

成績が上がらない生徒の典型として、基礎がしっかり固まってません。基礎が出来ていないのに問題をたくさんこなそうとしても、フォームが固まっていないのに試合ばかりでようとしている選手と一緒です。

そして、その基礎は、だれでも固めることが出来ます。

学校の教科書、問題集、塾のテキストは、その基礎を固めるために長年検討され、最高の形で出来上がっているので、世の中にある最良の教材と言えます。だから絶対に、書店に行ってあれこれ買わないようにしてください。あとはそれを何回やるかです。1回でできるようになる生徒もいます。3回、5回やらないと固まらない生徒もいます。そこは、執念と根性です。

子どもは(大人もですが)同じことを繰り返すことを極端に嫌います。特に勉強は繰り返しません。しかし、これこそが成績を上げるための重要なポイント。1回、2回やって、出来たと思ってもテストでは間違える。わかるとできるは違う能力なんです。ですから、いつやっても「できる」ようになるまで何度も繰り返しやらないとダメなんです。できれば、1回目で出来た問題も、テスト前にはもう一度やっておきましょう。

 

クラスで1番のA君の問題集、東大に現役で受かったBさんの参考書を見てください。何度も何度もやって、きっとボロボロになっています。成績が優秀な生徒の勉強方法は、みんなこうなのです。

うちの塾でも統計を取りました。

(学校の問題集を3回やった生徒の数学成績推移)

        中間   期末   中間

Aさん     39    57    75

Bさん     41    60    88

Cくん     39    78    70

Dくん     56    88    79

どうですか?いずれの生徒も数学が決して得意ではなかった生徒たちです。それが、いやいやながらも

愚直に反復学習をやった結果、このように成績を伸ばすことが出来たのです。

 

英語、国語は教科書を徹底的に読み込んでください。目を瞑れば教科書の1行1行に何が書いてあったか鮮明に思い出せるくらいに。そのためには1000本ノックじゃないですが、最低でも100回は読み込んで欲しいですね。英文はしっかりその意味を理解しながらです。私の印象では、この読み込みをやっている生徒は全体の2割くらいでしょうか。そして恐ろしいことに、約3割は「何が書いてあったかもわかっていない」状態でテストに臨んでいます。今の子は、本当に「読み込み」が嫌いなんです。文を読む、という習慣がない生徒が実に多いと思います。お子様が小さいうちから、活字を与える家庭環境を是非整えてあげてください。

 

話が脱線しました。うちの塾の卒業生で、1年から3年まで理科、社会で1度も90点を下回ったことがない、主要5科目の合計は常に450点以上という生徒がいました。彼女の勉強方法は「教科書の丸暗記」です。地域では比較的難問を出すと言われいる中学でしたが、それでも教科書で十分90点を取ることが出来ていたのです。このことこそが、「あの問題集は出ない」「この問題集はよく当たる」という発想がいかに無意味なものであるかを物語っています。当たる、外れるは「たまたま」であり、そのことに執着している限り点数は上がりません。教科書をしかり覚えさえすれば、どのような角度から出題されても答えを導くことが出来るはずだからです。

すなわち暗記系の科目は「点」や「線」で覚えるのではなく、「面」で覚えていかなければならないのです。そのためには教科書がうってつけであり、これに勝る教材は他にはありません。

 

「わからない」を逃がさない、プラゼミの"子別"指導

プラゼミの”子別”指導は、生徒一人一人に毎日学習計画を立てて行っています。授業は小学生が60分、中学生が120分です。

中学生の授業の最初は、毎回確認テスト。先週行った授業内容の理解度確認です。宿題は、前回の授業で行った内容の徹底反復、そしてしっかり理解してくること、暗記をしてくること。ですから、確認テストで点が取れないということは、お家で復習をしてこなかったということになります。確認テストの結果はお家の方にも報告されますので生徒たちは必死に自宅学習してきます。もちろん、生徒自身がちゃんと理解できていなかったということもありますので、講師はしっかりそれを見極め、指導します。確認テストで80点取れなかった場合は、先週の授業をもう一度行うことになります。そんなことしてて授業が進められるの?とお思いかもしれませんが、塾に通っていても成績が上がらない最大の理由がそこにあります。わかったつもり、わかったふりを絶対に逃がさない学習指導があるからこそ、プラゼミではすべての生徒の成績が上がるのです。

左上のプリントは、生徒毎の「学習計画表」です。塾での授業はこれに基づいて行われます。

生徒はこの学習計画表を机の上において、これを意識しながら学習を進めます。時間配分を自分で決め、他の生徒の様子も気にしながら黙々と学習します。ですから眠い目をしている生徒は一人もいません。教室は水を打ったように静かに、しかし鉛筆を走らせる音と先生の指導する声だけが響いています。大問ごとに先生がチェックを行いますが、合格点に達しなけれな何度もやり直しです。パターン問題が何問もありますので、繰り返しやることで次第に生徒は出来るようになっていきます。魔法のように・・・

右上のプリントは学習の履歴です。

全ての結果をインプットし弱点を洗い出します。そして、定期テスト前やM3年生の受験対策に入る前に、こうした苦手分析が出来ていることで効率的にテスト対策や受験指導ができるのです。

 

成績向上に必要なもの、それは「粘着性=反復学習」

皆さんのお子さんは、もしかしたらこうした勉強方法を知らないのかも知れません。そして、誰も教えてくれないのかもしれません。だって、大手の塾では決してこのような指導はしてくれないのですから。こうした学習法は、ある意味「学習塾の存在意義」を否定してしまうことになりかねませんからね。

学習には粘着性が必要です。これこそが点数を上げるための核心です。

書店で様々な本を購入してみたり、塾を転々としてみたり…表面だけ取り替えても成績が上がることはけっしてありません。むしろ、こうしたことでお子さんの粘着力を失わせることのないように、お母様方どうぞよろしくお願いいたします。